総合交通対策特別委員長報告
委員長 牛嶋 博明
総合交通対策特別委員長の報告をいたします。
九州新幹線建設、在来線対策、離島等生活交通対策、佐賀空港の利活用及び主要幹線道路に関する諸問題の調査に関する件につきまして、9月24日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、九州新幹線建設関係としては、
◎ フリーゲージトレインの技術開発、及び肥前山口~武雄温泉間の複線化に向けた課題に対する県の積極的な対応
◎ 鹿児島ルートの新鳥栖駅を活用した地域活性化の取組み
◎ 新鳥栖駅への新幹線の停車に向けての、長崎県と連携した要望の状況、及び停車の見込み
◎ 「新鳥栖駅開業キャンペーン実行委員会」の役割や活動内容
◎ キャラクターの使用や、サガン鳥栖とのタイアップによる、新鳥栖駅の開業に向けたPRの状況、及び開業後の利用促進につなげる取組みの必要性
などの質疑が行われました。
次に、佐賀空港の利活用関係としては、
◎ 東京便の利用状況と、5便化に向けた、地元及び首都圏などへの利用促進策
◎ マイエアポート運動による、地元の事業所や住民の利用促進に向けた取組み
◎ 観光客の誘致などによる、地域の活性化につながる、首都圏からの利用促進の取組み
◎ 海外の格安航空会社による、国際チャーター便の誘致に向けた取組み
◎ 地元利用者の増加を目指した、観光スポットとしての、魅力ある空港づくりの取組み
などの質疑が行われました。
次に、主要幹線道路関係としては、
◎ 佐賀唐津道路における多久佐賀間の都市計画手続きの経過、及び今後の進め方
◎ 地域の将来の発展に大きく影響する、主要幹線道路の道路計画に対する県の考え方
などの質疑が行われました。
最後に、九州新幹線建設、在来線対策、離島等生活交通対策、佐賀空港の利活用及び主要幹線道路に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総合交通対策特別委員長の報告を終わります。
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