文教厚生常任委員長報告
副委員長 伊東 猛彦
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
６月２４日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願並びに継
続審査中の事件につきまして、６月２８日及び２９日の両日、委員会を開催し、慎重に
審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第２８号議案中本委員会関係分を採決の結果、
賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、甲第３３号議案、乙第３３号議案から乙第３５号議案まで３件、以上４件の議案を
一括して採決の結果全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請第４号請願「聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項の早期改正についての
意見書提出を求める請願」を採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要
を申し上げます。
１．男女共同参画社会形成のための啓発事業の内容について、県民への一層の周知を図ら
れたい。
１．県立学校の総合学科への改編等で発生している未利用の実習地については、適切な管理
を行うとともに有効利用を図られたい。
１．新設養護学校の建設及び既設学校の改修時には、生徒一人ひとりの障害に応じた施設の
きめ細やかな整備を図られたい。
１．教育県佐賀の再生に向けて、実効ある事業の推進を図られるとともに、教員自身がゆと
りをもって諸問題に対処できる環境整備に努められたい。
１．歴史資料館（仮称）の建設については、史跡指定も視野に入れ十分検討されたい。
１．学校給食において、焼き物食器が県内の全市町村に導入されるよう、さらに普及推進を
図られたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎福祉ボランティア育成の充実
◎重度障害者小規模作業所の施設運営に対する助成の方策
◎介護保険制度の円滑な導入に向けた取り組みの現状と課題
◎病院における結核の集団感染問題と再発防止策
◎原子力発電所の原子炉の健全性確認等とよう素剤の保管場所の検討
◎同和対策事業の特別対策から一般対策への移行と終結の時期
◎市町村の環境基本条例制定への県の指導
◎菖蒲処分場予定地の現状と問題点
◎廃棄物リサイクル啓発の推進
◎学校図書館の充実に向けた県の指導及び支援
◎新学習指導要領における「総合的な学習の時間」のねらいと実施時期
などの質疑が行われました。
最後に、5月臨時会から引き続き審査中の
１．福祉保健行政について
１．生活環境行政について
１．教育の振興について
以上３件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といたしたい旨、
議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
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