土木水産常任委員長報告
委員長 宮崎繁則
土木水産常任委員長の報告をいたします。
6月24日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の
事件につきまして、6月28日及び29日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、
慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第28号議案中本委員会関係分、乙第37号議案、
乙第38号議案、以上3件の議案一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可
決すべきものと決しました。
次に、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要
を申し上げます。
1.公共事業の実施に当たっては、公共事業への依存度が高い本県経済の状況を踏まえ、
早期発注など円滑な執行に取り組まれたい。
1.筑後川流域の河川内漁港においては浮泥対策の推進、及びその助成措置の拡充に努め
られたい。
1.建設年次の古い県営住宅については、安全かつ良好な住環境をできる限り早急に整備
されたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ノリ単価の低迷に対応した高品質ノリ安定生産のための方策
◎収益率アップ、労働負担の軽減につながるノリ協業化の一層の推進
◎周年操業体制を確立し、魚介類の増産を図るための漁船漁業対策の推進
◎漁業生産の安定を図るための有明海における漁場環境の把握と県の取り組み
◎水産業振興のための東京市場開拓、及び佐賀の特産魚介類を売りこむためのフライト
水産業の推進
◎伊万里港コンテナヤードの活用を念頭においた県西部における道路整備の推進
◎交通混雑、交通渋滞が著しい県東部における道路整備の推進
◎県南西部における国道及び県道整備の推進
◎積極的な道路予算の確保に向けての働きかけ
◎中木庭ダムの一日も早い完成
◎県営住宅における入居待機者の状況及び県営住宅の新規建設
などの質疑が行われました。
最後に、5月臨時会から引き続き審査中の
1.土木行政の推進について
1.水産行政の推進について
1.災害対策について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といたしたい旨、
議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、土木水産常任委員長の報告を終わります。
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