総務常任委員長報告
委員長 留守茂幸
総務常任委員長の報告をいたします。
６月２４日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願並びに継
続審査中の事件につきまして、６月２８日及び２９日の両日、現地視察を含め委員会を
開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第２８号議案中本委員会関係分、甲第３０号議案、
甲第３１号議案、乙第３０号議案から乙第３２号議案まで３件、以上６件の議案を一括し
て採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、乙第３９号議案「人事委員会委員の選任について」を採決の結果、全会一致をもっ
てこれに同意すべきものと決しました。
次に、乙第４０号議案「監査委員の選任について」を採決の結果、全会一致をもってこ
れに同意すべきものと決しました。
次に、乙第４１号議案「収用委員会の委員及び予備委員の任命について」を採決の結
果、全会一致をもってこれに同意すべきものと決しました。
次に、請第３号請願「公文書の複写料金に関する情報公開条例運用要領の改善を求める
請願書」を採決の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと決しました。
次に、請第７号請願「組織的犯罪対策法（盗聴法）案に反対する意見書提出の請願」を
採決の結果、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。
次に、請第５号請願「宅建業者の棚卸資産に係る不動産取得税に関する意見書の提出を
求める請願」を採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決しました。
次に、請第６号請願「固定資産税に関する意見書の提出を求める請願」を採決の結果、
全会一致をもって採択すべきものと決しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要
を申し上げます。
１．行政運営の効率化を図るため政策評価システムを早期に導入されたい。
１．市町村合併については、住民の意向を十分に踏まえ、市町村の自主性を尊重し、積極
的に推進されたい。
１．大学等高等教育機関導入構想の策定に際しては、大学の設置に向けて積極的に取り組
まれたい。
１．厳しい経済情勢のもと、税源の涵養を図るなど健全な財政運営に努められたい。
１．「さが・ふるさとの歌」の制作に際しては、幅広く県民に親しめるものとされたい。
１．有明佐賀空港の利用促進のためにも、滑走路の延長に取り組まれたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎県の情報公開条例の見直し及び市町村に対する情報公開条例制定の指導
◎行政改革の推進
◎九州新幹線鹿児島ルート及び長崎ルート建設への今後の対応
◎地方拠点都市地域の整備に係る基本計画の見直し
◎チャイルドシート着用の普及推進
◎ハイテク犯罪、環境犯罪及び暴走族取り締まり対策
◎集団密入国事件への対応
などの質疑が行われました。
最後に、5月臨時会から引き続き審査中の
１．財政確立について
１．総務行政一般事項について
１．佐賀県新総合計画について
１．警察行政について
以上４件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査としたい旨、
議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。
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