議案等の審議結果
平成28年2月定例県議会
委員長報告
交通・観光対策等特別委員長報告
委員長 八谷 克幸
交通・観光対策等特別委員長の報告をいたします。
九州新幹線、佐賀空港の利活用、幹線道路及び観光、国際戦略に関する諸問題の調査に関する件につきまして、3月16日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました、主な質疑の概要を報告いたします。
まず、佐賀空港の利活用 関係としては、
◎ 空港専属コンシェルジュ「ペッパー」設置の目的と経緯、効果及び今後の活用策
◎ 空港施設の機能強化や周辺施設との連携の必要性及び利用者サービス充実策
◎ リムジンタクシーの運行の経緯、現在の運行地域と利用状況及び地域拡大の取組み
◎ 台湾、香港からの直行便就航の誘致状況、双方向利用やインバウンド、アウトバウンドによる利用促進の必要性及び空港のさらなる発展に向けた取組み
次に、観光 関係としては、
◎ 「アート・アフター・ダーク in SAGA」事業の目的と具体的内容及び周辺施設と連携した夜の街歩きを促す工夫策
◎ 観光への取組目的や意義、これまでの地域資源の掘り起こしの取組状況や新たな地域資源発掘の取組み及び「観光による地域づくり」の推進の必要性
◎ 観光客誘致の方針と実績、県独自の新たな視点や市町との連携、姉妹都市を活用した観光客誘致の必要性
◎ 修学旅行客の現状と誘致の取組み及び観光サイドからの県内の子供たちに対する郷土愛を育む取組みの有無
◎ 県内の外国人観光客の現状と誘致の取組み及び多言語表記の整備状況と外国人観光客に対する日本習慣の周知の必要性
次に、国際戦略 関係としては、
◎ 「第2期国際戦略」推進のための、各分野を超えた個々の事業の連携や海外での効果的な情報発信の取組み
◎ 「多文化共生の地域づくり」に向けた日本語学校の誘致と支援状況、海外との学校間交流事業の状況、多文化共生事業の推進体制及び今後の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、九州新幹線、佐賀空港の利活用、幹線道路及び観光、国際戦略に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、
閉会中の継続審査を、議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、
交通・観光対策等特別委員長の報告を終わります。