議案等の審議結果
平成28年2月定例県議会
委員長報告
総務常任委員長報告
委員長 宮原 真一
総務常任委員長の報告をいたします。
3月4日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、3月9日及び10日の両日、委員会を開催し、「鹿島市内サフラン栽培場所」及び「県警察本部における交通安全教育車」の現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、
甲第1号議案中、本委員会関係分、
甲第2号議案、
甲第6号議案から甲第8号議案まで3件、
甲第12号議案、
乙第1号議案から乙第14号議案まで14件、
乙第27号議案から乙第29号議案まで3件
以上、23件の議案を一括して採決した結果、
全会一致をもって、原案のとおり、可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての、主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1、 今回の「部局制」への組織改編については、これまでの本部制の検証結果を踏まえ、県民ニーズに対応できる効率的な組織づくりに努められたい。
1、「さがすき推進事業」については、県民の佐賀県を誇りに思う気持ちや佐賀県への愛着度向上のために、効果的な情報発信、部局間の連携を図るとともに、その事業効果の確認にも努められたい。
などの意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました、主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 佐賀空港へのオスプレイ等配備に係る知事答弁における「個別具体の課題」や「県民の安全・安心」の内容
◎ オスプレイ等自衛隊機を受け入れた場合の県民の安全・安心への影響
◎「公害防止協定覚書付属資料」の解釈
◎ 防衛省による現地調査の目的と現地調査が実施されないことの影響及び有明海漁協に対する県の考えの説明の必要性
◎ 九州防衛局とのやりとりにおいて重要視している点と今後の見込み
◎ 部局制 移行に伴う現場を重視した予算編成のあり方と、査定を行う財政担当職員の育成方針
◎ 県有施設の老朽化に対応したファシリティマネジメント基本方針の概要と方針に基づく、今後の県有施設の長寿命化の取組み
◎ ニセ電話詐欺の被害状況や、その特徴、検挙状況及び関係機関に対する被害防止対策
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1、財政確立について
1、政策の統括及び調整について
1、経営支援一般事項について
1、警察行政について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。