意見書案と採決状況(平成13年11月第25号)
|
|
意第25号 |
|
警察官の増員に関する意見書 (案) |
最近の治安情勢は、 犯罪の量的増加に加え、 殺人や強盗などの凶悪事件の増加、 少年犯罪の凶悪化、 薬物事犯の増加、 交通死亡事故の多発など極めて厳しいものがある。
また、 多岐にわたる相談業務、 犯罪被害者の支援、 ハイテク犯罪等の新たな治安事象への対応、 交通事故の防止対策等、 県民の警察に対する要望はますます増大している状況にある。
県内においては、 刑法犯認知件数、 交通事故件数、 110番受理件数等が10年前と比較すると約1.6倍から2倍近くに増加しており、 本県警察では、 業務の合理化、 効率化等により限られた人員を有効に運用して対応しているところであるが、 24時間体制が必要な警察業務の特性もあり、 現在の本県警察官の業務負担は極めて過重となっている。
さらには、 米国における同時多発テロ事件の発生以降、 玄海原子力発電所や佐賀空港等の警戒を相当の態勢で実施しているところであり、 今後も所要のテロ対策を引き続き実施していく必要がある。
こうした現下の情勢において、 県民生活の安全と平穏を確保していくためには、 本県警察官の増員が必要不可欠である。
よって、 国会及び政府におかれては、 このような本県の実情を十分に踏まえ、 本県警察官の増員について、 特段の配慮をされるよう強く要望する。
以上、 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成13年12月 日
佐 賀 県 議 会
衆 議 院 議 長 綿 貫 民 輔 様
参 議 院 議 長 井 上 裕 様
内閣総理大臣 小 泉 純 一 郎 様
総 務 大 臣 片 山 虎 之 助 様
財 務 大 臣 塩 川 正 十 郎 様
国家公安委員会委員長 村 井 仁 様
以上、 意見書案を提出する。
平成13年12月14日
提出者 本山 光二 宮原 岩政 土井 正之 近藤 定信
有浦 慥綱 水田 唯市 富崎 一巳 吉田 欣也
池田 義正 篠塚 周城 堀田 一治 留守 茂幸
宮崎 繁則 峰松 節治 乗田 寿 石丸 博
石井 秀夫 山口 隆敏 富崎 三郎 岸本 英雄
木原 奉文 伊東 猛彦 楢崎 近 緒方 勝一
宮原 久 稲富 康平 藤瀬 正男 稲富 正敏
竹内 和教 中倉 政義 福島 光洋 坂井 俊之
佐野 辰夫 藤木卓一郎 岩田 和親
佐賀県議会議長 宮 原 岩 政 様
| | |
|
|