議案等の審議結果
平成28年9月定例県議会
委員長報告
農林水産商工常任委員長報告
委員長 米倉 幸久
農林水産商工常任委員長の報告をいたします。
9月16日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願並びに継続審査中の事件につきまして、9月23日及び26日の両日委員会を開催し、九州陶磁文化館及び長粒米「ホシユタカ」生産圃場への現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、ただちに採決に移り、甲第38号 議案中、本委員会関係分、乙第46号議案から乙第48号議案まで3件
以上4件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、乙第55号議案「県有財産の処分の専決処分について」を採決した結果、全会一致をもって、これを承認することにいたしました。
次に、請第2号請願「臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める請願」を採決した結果、賛成者少数により不採択となりました。
続いて、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました、主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 有田焼創業400年事業における国内外の市場開拓や焼き物への関心の向上及び今後の事業の成果波及に向けた取組み
◎ 原発再稼働に至った各県の設置変更許可から知事同意に至るまでのプロセスとそれぞれの県議会の対応及び各県が設置している委員会等の概要と玄海原発の設置変更許可後の住民説明会開催の必要性
◎ 県産農水産物等の輸出の現状と「海外市場における佐賀ブランド確立事業」の概要及び佐賀ブランド確立に向けた今後の取組み
◎ 今年産たまねぎの「べと病」被害の状況とその原因、緊急特別対策の概要及び平成29年産に向けた取組みと生産者への対策の周知徹底の必要性
◎ 県営地盤沈下対策事業白石平野地区の事業目的と内容及び施設の整備状況と機能が低下した用排水路に対する今後の対応
◎ 県産木材の現状と間伐の実施状況及び現場技術者の育成など県産木材の生産体制維持や県産木材の利用拡大に向けた取組み
◎ 近年の有明海におけるノリ養殖の生産状況及び安定生産や漁場環境改善に向けた取組み
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1、産業労働行政について
1、農林水産行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、農林水産商工常任委員長の報告を終わります。