議案等の審議結果
平成28年11月定例県議会
委員長報告
有明玄海・TPP対策等特別委員長報告
委員長 古賀 陽三
原子力安全対策等特別委員長の報告をいたします。
有明玄海・TPP対策等特別委員長の報告をいたします。
本委員会の付議事件のうち、海洋環境の保全、水産資源の確保及び環境対策に関する諸問題の調査に関する件につきまして、12月14日に委員会を開催し、特定非営利活動法人有明海再生機構副理事長川上義幸氏を参考人として招致し、意見聴取の後、質疑を行いましたのでその過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、川上参考人から「有明海の現状と再生に向けた今後の方向性」について意見聴取の後、
◎有明海の漁業資源回復の見込みや、過去の国の漁業振興予算の概要と新たな有明海振興基金(仮称)に対する所感及び有明海に対する県民の関心の向上策
◎諫早湾干拓事業の経緯及び現在の有明海異変に対する認識
◎有明海再生・創生に向けた四県連携の必要性とその方策及び調整池の排水問題に対する所感
◎特定非営利活動法人有明海再生機構が果たすべき使命及びナルトビエイ対策
◎県がこれまで実施してきた漁業振興策に対する所感
などの質疑が行われました。
最後に、海洋環境の保全、水産資源の確保、環境対策及びTPP交渉に係る影響やその対策に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を、議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、有明玄海・TPP対策等特別委員長の報告を終わります。