議案等の審議結果
平成29年2月定例県議会
委員長報告
佐賀空港・新幹線問題等特別委員長報告
委員長 木原奉文
佐賀空港・新幹線問題等特別委員長の報告をいたします。
自衛隊等による佐賀空港使用、佐賀空港の利活用、九州新幹線に関する諸問題の調査に関する件につきまして、3月17日に委員会を開催し、質疑を行いましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、佐賀空港関係としては、
◎ 米軍訓練に係る安倍首相の発言の真意と知事確認の必要性
◎ 防衛省による保安用地の取得規模やオスプレイの危険性及び佐賀空港周辺における給油訓練並びに公害防止協定に対する認識
◎ 防衛省による配備要請に係る地元住民と知事との対話の場の必要性
◎ オスプレイの有用性や配備等に係る防衛省予算の現状及び今後の検討プロセスと安全保障環境等を踏まえた今後の議論や検討の必要性
◎ 当初の米海兵隊の佐賀空港利用要請とその後の取り下げの考え方及び米海兵隊利用の可能性を含めた検討の必要性
◎ 「佐賀空港の将来像」実現に向けた路線・便数の充実やターミナルビル拡張計画の取組み
◎ 「佐賀空港がめざす将来像」における施設の機能強化、観光部門との連携、新規路線誘致等の取組状況及びベトナム路線誘致の見解
◎ チャーター便や国際ビジネスジェットの運航実績と今後の誘致方針、柳川市で開催された交流会の概要と収支に表れない評価の必要性
次に、九州新幹線関係としては、
◎ フリーゲージトレインの開発状況と開業に向けたスケジュール、在来線走行区間の住民不安や開発が断念された場合への対応
などについての質疑が行われました。
最後に、自衛隊等による佐賀空港使用、佐賀空港の利活用、九州新幹線に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、佐賀空港・新幹線問題等特別委員長の報告を終わります。