3月20日に発生した福岡県西方沖を震源とする地震は、福岡市中心部や離島において甚大な被害を及ぼし、本県においても、かって経験したことのない地震により、負傷者13名、住宅等建造物の損壊109棟、また道路の亀裂、落石や港湾の岸壁のひび割れ、及び学校等でのガラス窓破損等様々な被害が発生したところである。
ここに、被災された方々に対し、改めて衷心よりお見舞い申し上げる。
これまで北部九州では経験したことのない、大規模で突発的な今回の地震により、鉄道、バスなどの公共交通機関はストップし、電話回線も通じなくなるなど、防災対策を講じるうえで多くの支障と問題点が、発生したところである。
よって、本県議会においては、これら多くの被災地の早期復旧及び被災地の生活再建はもちろんのことであるが、今回の地震災害を教訓として今後の大規模地震、及び風水害などすべての災害に対する防災対策の確立を強く求めるものである。
以上、決議する。
平成17年3月 日
佐 賀 県 議 会
以上、決議案を提出する。
平成17年3月23日
提出者 全議員
佐賀県議会議長 篠 塚 周 城 様