平成19年4月17日、伊藤一長・長崎市長が選挙運動中に暴力団員によって銃撃され死亡するという凶悪事件が発生したことは、長崎県民はもとより、広く国民を不安と恐怖に陥れた暴挙であり、強い怒りと憤りを禁じえない。
今回の事件は、暴力により自由と民主主義を封殺しようとする極めて悪質な犯罪であり、断じて許すことはできない。
よって、国・県並びに警察当局においては、今回の凶悪犯罪の発生を重く受け止め、暴力団等の対策を強化することにより、二度とこのような事件が生じることのないよう、再発防止策を強く求めるものである。
本県議会は、いかなる暴力も許さない社会環境を醸成するとともに、こうした悲劇が再び繰り返されることのないよう平和で安全安心な社会を守りぬくことを決意する。
以上、決議する。
平成19年7月 日
佐 賀 県 議 会
以上、決議案を提出する。
平成19年7月5日
提出者 全議員
佐賀県議会議長 石 丸 博 様