総務常任委員長報告
委員長 福島光洋
総務常任委員長の報告をいたします。
3月8日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、3月11日及び12日の両日、現地視察を含めて委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。 質疑終結の後、直ちに採決に移り、乙第1号議案を採決した結果、賛成者多数をもって、原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第1号議案中、本委員会関係分、甲第6号議案、甲第8号議案、甲第12号議案、乙第3号議案及び乙第22号議案、以上6件の議案を一括して採決した結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第2号議案、甲第7号議案、乙第2号議案、乙第4号議案、乙第17号議案及び乙第21号議案、以上6件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、乙第24号議案「人事委員会委員の選任について」を採決した結果、全会一致をもってこれに同意することにいたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1.三重津海軍所跡の世界遺産への登録に向けては、地域の盛り上がりと機運の醸成が必要であることから、関係機関や地元の佐賀市と十分連携して諸課題を克服しつつ、産業界の協力も得ながら、県民運動の盛り上げに努められたい。
との意見が出されました。
次に、所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 県の財政状況並びに大型事業優先の財政運営の見直しについての県の所見
◎ 佐賀県知的財産戦略の目的や特徴並びに戦略実施のためのアクションプラン策定による今後の取組み
◎ 公契約条例制定についての県の検討状況と今後の方針
◎ 行財政改革緊急プログラムVer.2・1の平成22年度時点での達成見込み並びに今後の財政運営についての県の考え
◎ 「地域主権」をめぐる国の様々な動きとそれらに対する県の考え並びに地域主権改革が進展する中での財源確保策
◎ 職員数が削減される中で適正な会計事務を維持するための県の取組み
◎ 県が負担金を交付している協議会の運営状況並びに内部監査の状況と、そのあり方の見直しについての県の考え
◎ 税外未収債権の発生防止と解消に向けての県の対策
◎ 県税収入確保のための徴収対策や納税者教育についての県の取組み
◎ 地域主権改革の進展により業務量が増加する市町への支援策
◎ 警察本部における多額の整備費用をかけた電子申請システムの利用実績がなかったことについての反省並びに知事部局における利用状況
◎ 安全安心な地域社会に不可欠な交番や駐在所の充実策
◎ 子どもの交通安全教育の現状並びにスクールサポーター等の民間と連携した交通安全対策の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1、財政確立について
1、政策の統括及び調整について
1、経営支援一般事項について
1、警察行政について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。
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