佐賀県内の公共工事に伴う技能士
(鉄筋・建築塗装・左官・鳶・型枠)の活用に関する請願書
請願趣旨
佐賀県内の公共工事については、「佐賀県内の公共工事に伴う技能土の活用に関する請願書(佐賀県技能士会連合会提出)」が、平成22年9月定例県議会において採択され、佐賀県技能士会連合会所属の5技能士会(鉄筋・建築塗装・左官・
鳶・型枠)にとって、直ちに環境改善につながっていくものと大きな期待を寄せている。
県内の公共工事は、工事件数の激減並びに価格競争の激化など、たいへん厳しい環境が長年続いている。
さらに、本県に隣接する地方公共団体が発注する公共工事については、ローカル発注などの指導が徹底されており、経営事項審査にも反映すると聞き及んでいる。
地方の社会資本整備をさらに充実していくため、公共工事は永続的に重要なものである。また、安心・安全を担保できる、信頼される技能士はいつの時代にも必要とされる貴重な人材である。一方、本県内の公共工事に従事する次代を担う若者への技術・技能の伝承などについては喫緊の課題となっている。
本県の専門労務提供業者で組織する5技能士会(鉄筋・建築塗装・左官・鳶・型枠)は、若者にとって魅力ある専門労務提供業者となるべく、日々努力研鎖を重ねているが、我々を取り巻く環境はたいへん厳しいものがある。
つきましては、佐賀県発注の公共工事について下記のことを請願する。
記
1.佐賀県発注(出資)工事を受注したゼネコンに対し、下請け業者(労務提供業者}の一次下請を、地元技能士会連合会傘下の下請け専門労務提供業者に発注するよう指導すること。
平成22年12月3日
佐賀県議会議長 留守 茂幸 様
請願者 武雄市北方町大字大崎5131-7
佐賀県鉄筋技能士会 会長 井手口 勉 外4団体
紹介議員 全議員 |