議案等の審議結果
平成30年2月定例県議会
委員長報告
佐賀空港・新幹線問題等特別委員長報告
委員長 竹内 和教
佐賀空港・新幹線問題等特別委員長の報告をいたします。
本委員会の付議事件のうち自衛隊等による佐賀空港使用に関する諸問題の調査に関する件につきまして、3月16日に委員会を開催し、防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官 小波 功 氏他8名を参考人として招致し、意見聴取のうえ、質疑を行いましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、参考人より、「陸上自衛隊目達原駐屯地所属第3 対戦車ヘリコプター隊AH-64D墜落事故等」の項目について意見聴取の後 、
◎ 今回の墜落事故による被災家族及び地域住民への心のケアをはじめとする支援の状況や損害賠償の検討状況
◎ 事故直後の周辺地域における任務飛行実施の理由とその必要性
◎ 目達原駐屯地所属の航空機や関連航空部隊の佐賀空港への移駐内容及び同駐屯地と佐賀空港間の輸送飛行の有無並びに移駐後の在り方
◎ 目達原駐屯地所属の航空機の内訳
◎ 事故機の交換部品が中古であった理由、交換部品に中古を使用することに対する防衛省の見解
◎ 戦闘ヘリコプターAH-64Dの国内配備状況と飛行頻度及び防衛装備品調達や運用保有航空機の維持・整備状況
◎ 事故後の被害状況調査や放射性物質測定調査の概要とその結果
◎ 今回の事故による佐賀空港へのオスプレイ配備への影響
◎ 事故機のフライトデータレコーダー解析の見通し
◎ 平成29年度に発生した自衛隊機墜落事故の概要や事故再発防止策
◎ AH-64Dの整備体制や部品調達等に係る防衛省の維持整備費予算に対する見解
◎ 目達原駐屯地所属航空機の訓練内容
◎ 自衛隊機飛行の際の安全確保策
◎ 今回の事故後の関係自治体への情報提供状況と今後の速やかな提供の必要性
などの質疑が行われました。
最後に、自衛隊等による佐賀空港使用、佐賀空港の利活用、九州新幹線に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を、議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、佐賀空港・新幹線問題等特別委員長の報告を終わります。