議案等の審議結果
平成23年5月臨時県議会(5月23日~27日)
概要
平成23年5月臨時県議会は、5月23日に開会し、5日間の会期を経て、5月27日に閉会しました。
本臨時県議会では、平成23年度一般会計補正予算案など4件の議案が審議され、予算議案2件、意見書案1件が可決されたほか、副知事2人を選任する人事議案1件が同意されました。
予算関係では、東日本大震災の被災者支援対策のほか、震災の県内経済への影響を踏まえ、県内消費を喚起させるとともに、被災地の復旧、復興を支援するための義援金付きプレミアム商品券発行事業費補助などの地域活性化対策など、平成23年度一般会計予算に42億3,900万円を追加する補正予算案(追加後総額3,889億5,000万円)のほか、財政調整積立金特別会計の補正予算案が原案どおり可決されました。
意見書関係では、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故を受け、安全性等についての明確で責任ある説明や、EPZの拡大を含む原子力防災対策の強化を早急に図ることなどを強く求める意見書1件が可決されました。
本会議(質疑)では、副知事の選任など提案された議案に加え、東日本大震災に関する佐賀県の対応をはじめ、原子力安全対策、エネルギー政策の見直し、原発停止の影響を中心に議論が展開され、各委員会においては付託議案の審査が行われました。