議案等の審議結果
平成30年6月定例県議会
委員長報告
農林水産商工常任委員長報告
委員長 大場 芳博
農林水産商工常任委員長の報告をいたします。
6月15日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、6月20日及び21日の両日、委員会を開催し「アリタハウス」及び「八幡(はちまん)の会」への現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第32号議案中、本委員会関係分及び乙第45号議案、以上2件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 県内工業団地の現況と最近の企業誘致の実績、正社員雇用の場の創出の必要性と取組み
◎ 株式会社Cygamesへの県有地売却の概要と立地効果及び同社進出に伴う佐賀駅東広場撤去事業の内容と敷地内の樹木の取扱い
◎ 企業誘致体制や施策、地域別の立地傾向と産業毎の誘致に向けた今後の取組み
◎ 多久市の温泉保養施設からの重油流出による農産物への影響及びその対応
◎ 佐賀米の有利販売や土づくりの推進など良質米生産に向けた取組み及び今後の水田フル活用策
◎ 近年の有害鳥獣対策の取組状況や捕獲従事者確保・育成に向けた取組み、国からの捕獲報償金の交付対象期間の設定状況及びカモによる食害状況と対策
◎ 新規就農者の現況と確保のための取組み、「佐賀県トレーニングファーム整備支援条例」の内容と同施設での取組状況及び今後の農業担い手育成の取組み
◎ 農作業中の農業機械による死亡事故の現況と今後の事故防止対策の推進
◎ 県内の肥育素牛生産拡大に向けたキャトルステーションの整備推進や、肥育繁殖一貫経営の推進の必要性及び肉用牛肥育経営安定特別対策事業の発動状況と法制化に向けた動向並びに今後の肉用牛の振興策
◎ 有明海における漁獲量の現況や、アゲマキやタイラギをはじめとした有明海の水産資源の回復に向けた今後の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、2月定例会から引き続き審査中の
1 産業労働行政について
1 農林水産行政について
以上 2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、農林水産商工常任委員長の報告を終わります。