議案等の審議結果
平成23年6月定例県議会
委員長報告
総合交通対策特別委員長報告
委員長 岡口 重文
総合交通対策特別委員長の報告をいたします。
九州新幹線建設、在来線対策、離島等生活交通対策、佐賀空港の利活用及び主要幹線道路に関する諸問題の調査に関する件につきまして、6月29日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、九州新幹線建設関係としては、
◎西九州ルート整備にかかるフリーゲージトレインの技術開発状況、及び当初の費用対効果の信頼性、並びに肥前山口~武雄温泉間の複線化の見通しと県の対応
◎新鳥栖駅の利用状況と利用促進のための取組み、及び西九州ルートの整備促進に向けた取組み
などの質疑が行われました。
次に、離島等生活交通対策関係としては、
◎離島航路の現状と離島航路維持のための補助制度などの対策、及び共通予備船の現状と確保の取組み
◎県内路線バスの運行状況、及び地域交通支援モデル事業の結果と今後の対応
などの質疑が行われました。
次に、佐賀空港の利活用関係としては、
◎東京便の増便に向けた利用促進の取組み、及びプログラムチャーター便運航に伴う経済効果、並びに空港の収支の県民にわかりやすい形での提示
◎地元からの利用者を増やすための取組み、及びリムジンタクシー等のアクセス対策、並びに佐賀空港が社会資本としての役割を果たすための今後の取組み
などの質疑が行われました。
次に、主要幹線道路関係としては、
◎幹線道路ネットワークの整備の進捗状況と見通し、及び今後の整備にあたっての予算確保に向けた取組み
◎西九州自動車道のサービスエリアの整備の見通しと県の取組み、及びインターチェンジ設置についての考え方
などの質疑が行われました。
最後に、九州新幹線建設、在来線対策、離島等生活交通対策、佐賀空港の利活用及び主要幹線道路に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総合交通対策特別委員長の報告を終わります。