議案等の審議結果
平成23年11月定例県議会
委員長報告
産業常任委員長報告
委員長 留守 茂幸
産業常任委員長の報告をいたします。
12月7日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、12月12日及び13日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第41号議案中、本委員会関係分、乙第68号議案、乙第69号議案、乙第82号議案から乙第84号議案まで3件、及び乙第98号議案、以上7件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって、原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1、技能検定制度について、検定試験料の引き下げに加え、高校生に対する技術指導の強化を図り、若者の検定合格者増の環境づくりに努められたい。
また、技能士の社会的評価向上のために、公共工事の企業評価における技能士資格の適正評価に向け、県土づくり本部と連携し、総合的な対策を講じられたい。
との意見が出されました。
次に、所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎国からの節電要請に対する家庭や企業の対応策と、国や電力会社に対する電力の安定供給の要請の必要性
◎産業技術学院の学科改編の内容とその効果、及び学科改編を成功させ意義あるものにするための、意欲のある入校生の確保と就職支援の取組み
◎農水産物の地域ブランドの確立に向けた取組みの成果と今後の取組み、及び国が検討している新登録制度への対応
◎ 「まちづくり三法」改正後の商店街の状況と、商店街活性化に向けたこれまでの県の取組みと効果、及び今後の支援策
◎LCC就航を契機とした外国人観光客の受入環境の整備状況と、団体観光客のニーズに応じた県内観光地の対応、及び県内周遊ツアーの造成に向けた旅行会社への働きかけ
◎宿泊を伴うグリーン・ツーリズムの拡大のための規制緩和と、農家民宿の開業に向けたマニュアルの作成や都市住民への情報発信、及び受入地域の体制整備などの取組み
◎今年度のノリ養殖の生産状況とタイラギ漁業の見通し、及び漁業生産の安定に向けた取組み
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1、農林水産商工行政について
1、生産振興行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。