議案等の審議結果
平成23年11月定例県議会
委員長報告
県土整備常任委員長報告
委員長 藤木 卓一郎
県土整備常任委員長の報告をいたします。
12月7日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案、及び継続審査中の事件につきまして、12月12日及び13日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第41号議案中、本委員会関係分を採決した結果、賛成者多数をもって、原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第43号議案、乙第70号議案、乙第72号議案、及び乙第85号議案から乙第90号議案まで6件、以上9件の議案を一括して採決の結果、全会一致をもって、原案のとおり可決いたしました。
続いて、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎公共投資の総額調整ルールの県土づくり本部としての認識と、社会資本整備総合交付金等の予算確保や、繰越額の縮減に向けた取組
◎県発注工事における元請・下請契約のチェック体制と情報公開の可否、並びに不適正な元請・下請契約への対応と適正化に向けた今後の取組
◎公共事業に関わるローカル発注の推進と土木工事や委託業務、橋梁設計の県内企業への発注状況、及び橋梁設計の指名競争入札の基準と指名の考え方
◎佐賀市内の都市計画道路の整備の現状と与賀町鹿子線の事業の進捗状況、及び神野町八戸溝線の整備の必要性、並びに中心市街地へのアクセス機能の充実に向けた取組
◎住宅リフォーム緊急助成の実施状況と補助金申請に対する支援、及び迅速な支払いと適正な事務処理の必要性、並びに、この事業による経済波及効果と今後の申請件数等の見通し
◎住宅供給公社の未分譲地の状況と今後の販売の見込み、及び今後の公社のあり方と最終損失額や職員の処遇対策、並びに解散に当たっての課題や条件
◎県内における土砂災害対策工事の進捗状況、及び危険箇所に立地している災害時要援護者施設に対するハード対策の取組、並びにソフト対策の現状と今後の取組
◎県東部地域の交通渋滞箇所解消に向けた取組状況と、基山パーキングエリアへのスマートインターチェンジの設置に対する県の考え方、及び県道久留米基山筑紫野線の維持管理の状況と今後の方向性、並びに実松川の河川改修の現状と今後の取組
◎多布施川の変遷や非かんがい期における嘉瀬川からの分派の状況、及び、さが城下みず再生研究会への対応と多布施川の水の再生に向けた今後の取組
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1、県土づくり行政について
1、交通政策行政について
1、災害対策について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、県土整備常任委員長の報告を終わります。