議案等の審議結果
平成23年11月定例県議会
委員長報告
有明玄海・環境対策特別委員長報告
委員長 大場 芳博
有明玄海・環境対策特別委員長の報告をいたします。
海洋環境の保全、水産資源の確保、環境対策に関する諸問題の調査に関する件につきまして、12月15日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、海洋環境の保全関係としては、
◎ 判決が確定した「諫早湾開門訴訟」後の係争中の裁判や、長崎県農業振興公社等が行った「開門差し止めの仮処分」申請などの状況や今後の動向、及び開門期限までの開門の可能性
◎ 諫早湾開門調査のための環境アセスメントによる、開門による環境変化についての予測や評価、及び開門ケースごとの対策費の内容、並びに国が制限開門とする理由と、開門方法が決定される過程、及び有明海再生の思いを直接伝えるための、鹿野農林水産大臣への佐賀訪問の要請の必要性
◎ 佐賀、長崎両県が海砂採取認可境界で争っている海域において、長崎県の海砂採取認可に対し、佐賀県の漁業者等が長崎県を提訴している内容と、認可境界問題で総務省へ調停申請に至った経緯、及び調停の内容と進捗状況、並びにこの問題に対する県の認識と、海砂採取環境影響調査の進捗状況
次に、水産資源の確保関係としては、
◎ 有明海特産貝類の漁獲量の推移、及びアゲマキの資源回復に向けたこれまでの取組や、成果と今後の取組、並びに特産貝類全般の資源回復に向けた今後の取組
◎ 有明海特産貝類の今年度の漁獲状況や見通し、及び水産資源の回復増大を図る「有明海水産資源回復技術確立事業」における特産貝類の技術開発の取組内容、並びにノリ養殖やカキ養殖の今年度の生産状況や今後の安定生産に向けた取組
次に、環境対策関係としては、
◎ 「佐賀県ごみ処理広域化計画」の策定目的や内容、及び計画の進捗状況や推進のための県の役割
◎ 「佐賀県環境基本計画」策定の趣旨と目指す姿、及び基本目標の考え方や施策の展開方向、並びに新しい取組や位置付けと今後の計画の推進
などの質疑が行われました。
最後に、海洋環境の保全、水産資源の確保、環境対策に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、有明玄海・環境対策特別委員長の報告を終わります。