議案等の審議結果
平成30年9月定例県議会
委員長報告
総務常任委員長報告
委員長 米倉 幸久
総務常任委員長報告
委員長 米倉 幸久
9月12日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、9月14日及び18日の両日、委員会を開催し「肥前さが幕末維新博
唐津サテライト館」及び「西九州大学 小城キャンパス」の現地視察を含め慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り甲第34号議案中本委員会関係分、甲第35号議案、乙第52号議案及び乙第56号議案、以上4件の議案を一括して採決した結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第36号議案、乙第51号議案及び乙第53号議案、以上3件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、乙第62号議案「教育委員会委員の任命について」、乙第63号議案「公安委員会委員の任命について」、乙第64号議案「公害審査会委員の任命について」をそれぞれ採決した結果、いずれも全会一致をもってこれに同意することにいたしました。
続いて、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 肥前さが幕末維新博覧会の来場者の現況と、若者の参加促進に向けた取組み及び博覧会終了後のソフトコンテンツの利活用策
◎ オスプレイ等の佐賀空港配備の判断にあたっての県民の理解の必要性
◎ 公害防止協定締結の経緯及び公害防止協定覚書付属資料の変更にあたっての法律相談結果に対する認識
◎ コノシロ漁への影響調査に係る追加調査の実施時期と、影響を認める調査結果が出た場合への対応
◎ 今回の県と防衛省との合意による着陸料算定の考え方及び着陸料収入の使途と有明海漁業振興事業への使用に対する県民の理解
◎ 新たに設置する有明海漁業の振興のための基金に対する有明海漁協や漁業者の理解の有無及び基金の具体的使途
◎ 公害防止協定覚書付属資料の変更のための有明海漁協との協議の開始時期と今後の見通し
◎ 地権者が土地の買収に応じなかった場合の土地収用に対する考え方
◎ 自衛隊配備後の佐賀空港の民間空港としての発展への影響
◎ 消防防災ヘリコプターの運航体制、航空消防隊の編成の考え方と、ドクターヘリや警察ヘリとの連携策及び運行開始までのスケジュール
◎ 県における公文書管理の現状と適正管理の重要性を踏まえた国の管理見直しへの対応及び公文書館における歴史的文書の利用状況と、今後の機能拡充の考え方並びに公文書管理条例制定の必要性
◎ ふるさと納税のこれまでの県の受入額の実績と活用状況及び総務大臣通知を受けた県の対応並びに現状の課題を踏まえた今後の取組
◎ キャッシュレス決済の効果と電子決済普及促進地域活性化事業の取組状況や、県民への普及啓発状況及び今後の取組
◎ アリーナをはじめとしたSAGAサンライズパーク(仮称)整備にあたっての基本的な視点及びパーク周辺の今後の交通渋滞対策や情報発信の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1 財政確立について
1 政策の企画・調整について
1 危機管理・報道行政について
1 総務行政一般事項について
1 地域交流行政について
1 文化・スポーツ交流行政について
1 肥前さが幕末維新博について
以上7件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。