議案等の審議結果
平成24年6月定例県議会
概要
平成24年6月定例県議会は、6月14日に開会し、23日間の会期を経て、7月6日に閉会しました。
本定例会では、平成24年度一般会計補正予算案など19件の議案が審議され、予算議案及び条例議案等12件、意見書案5件が可決されました。
予算関係では、安心こども基金を活用した保育所等の緊急整備事業費や、鹿島バイパス沿いに鹿島警察署を移転改築する警察署改築費など、平成24年度一般会計予算に18億9,600万円を追加する補正予算案(追加後総額4,205億8,200万円、対前年同期比0.9%減)のほか、財政調整積立金特別会計の補正予算案が原案どおり可決されました。
条例関係では、条例の形式を他の文書の形式と同じ左横書きに改正し、漢数字をアラビア数字に改めること等により、条例をより県民に分かりやすく、読みやすいものにする「佐賀県条例の形式の左横書きの実施に関する条例」など、7件の議案が原案どおり可決されました。
このほか、地方独立行政法人佐賀県立病院好生館を二次被ばく医療機関に指定したことに伴う中期目標の変更を受け、佐賀県立病院好生館の中期計画を変更する「地方独立行政法人佐賀県立病院好生館中期計画の変更について」など、3件の条例外議案が原案どおり可決されました。
意見書関係では、諫早湾干拓潮受堤防排水門の開門調査について、関係者の共通理解のもと、真に有明海再生を図るための調査として実施されることを念頭に、開門方法は段階的開門から実施し、最終的には全開門とした開門調査の早期実現を改めて強く要望する意見書など、5件の意見書が可決されました。
本会議(一般質問)では、住宅リフォーム緊急助成事業の効果及び継続の必要性をはじめ、玄海原子力発電所の運転停止に伴う地元経済への影響、メガソーラーの普及策、計画停電への備え、間伐材の搬出促進に対する支援、九州新幹線西九州ルートの整備費負担、有明海の再生などを中心に県政全般にわたり幅広い議論が展開され、各委員会においては質疑や付託議案等の審査が行われました。