議案等の審議結果
平成30年9月定例県議会
委員長報告
原子力安全・防災対策等特別委員長報告
委員長 八谷 克幸
原子力安全・防災対策等特別委員長の報告をいたします。
原子力安全対策、エネルギー対策及び防災・危機管理対策に関する諸問題の調査に関する件につきまして9月20日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
◎ 複合災害への適切な対応を踏まえた原子力災害時の避難計画の必要性と避難計画の今後の在り方
◎ 防災訓練の見直し状況と今年度の訓練内容
◎ 消防防災ヘリコプターの全国の現状と導入に係る施設整備等の費用や安全対策及び他機関との連携状況
◎ 消防防災ヘリコプターの必要性と導入に至った経緯及び運航計画と緊急時の稼働見込み
◎ 使用済燃料の乾式貯蔵の仕組みや国内の貯蔵実績及び玄海原発敷地内での設置についての確認状況
◎ 玄海原発におけるプルサーマル運転計画や使用済MOX燃料の現況と処理の考え方及び核燃料サイクル政策に対する認識
◎ 九州電力の姿勢に対する認識と県民からの意見に対する対応状況及び玄海原発における使用済燃料貯蔵対策
◎ 佐賀県核燃料税における乾式貯蔵施設の課税の考え方及び玄海原発2号機の再稼働の必要性
などについての質疑が行われました。
最後に、原子力安全対策、エネルギー対策及び防災・危機管理対策に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、原子力安全・防災対策等 特別委員長の報告を終わります。