議案等の審議結果
平成30年11月定例県議会
委員長報告
農林水産商工常任委員長報告
委員長 大場 芳博
農林水産商工常任委員長の報告をいたします。
11月12日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、11月15日及び16日の両日、委員会を開催し、「JAさがみどり地区鹿島みかん選果場」及び「県産業スマート化センター」への現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、ただちに採決に移り、乙第68号議案を採決した結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第37号議案中、本委員会関係分を採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1 佐賀県食肉センターは、高度な衛生管理や労働環境の改善、地元集落からの要望に対する丁寧な対応等、高品質の食肉の出荷を行う県の畜産振興の拠点施設に再整備されたい。
との意見が出されました。
続いて、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 県内の景気判断にあたっての考え方
◎ 県内中小企業における事業承継の現状と課題、国や県の取組状況及び今後の支援の取組み
◎ 企業誘致の体制や具体的施策、その受け皿確保策及びこれまでの誘致実績
◎ 県内への進出企業による県産農水産物の活用促進及び今後の企業誘致の取組み
◎ 産業技術学院における訓練等の内容とその実績及び今後の技能・技術者育成の取組み
◎ 香港代表事務所の活動状況やアジア圏に向けた県産品輸出の現状と課題及び今後の輸出促進に向けた取組み
◎ 県内設置のトレーニングファームの整備概要、研修や運営状況及び今後の取組み
◎ 主要農作物種子法の役割や廃止までの経緯、種苗法との関係と種苗法廃止の可能性の有無及び種子法廃止後の影響と県の対応
◎ 新品種「いちごさん」の開発の経緯、特徴と対応策及び普及のスケジュールや親苗の確保策並びに今後の生産対策
◎「いちごさん」の初売り出しの反応や首都圏及びブランド確立に向けた流通対策
◎ 玄海地区の漁獲量の現状と、資源回復に向けた取組みや離島漁業再生支援事業の概要及び同事業の神集島での取組みへの対応並びに今後の玄海地区水産振興の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1 産業労働行政について
1 農林水産行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、農林水産商工常任委員長の報告を終わります。