議案等の審議結果
平成25年11月定例県議会
委員長報告
総務常任委員長報告
委員長 桃崎 峰人
総務常任委員長の報告をいたします。
12月3日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、12月6日及び9日の両日、現地視察を含め委員会を開催し慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、乙第78号議案「佐賀県核燃料税条例」(案)を採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第39号議案中、本委員会関係分、甲第41号議案、乙第76号議案、乙第77号議案、乙第79号議案、乙第87号議案、乙第90号議案及び乙第98号議案、以上8件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、乙第104号議案「土地利用審査会委員の任命について」を採決した結果、全会一致をもってこれに同意することにいたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1、出力割を導入する核燃料税は、関係市町への交付金や原子力防災対策の貴重な財源であり、より一層効果的で効率的な運用に努められたい。
また、電気料金の一部として九州全域の個人や企業への一定の影響が考えられるため、課税の趣旨や使途の広報等、電力消費者の理解にも努められたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました、主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 県立病院好生館跡地にかかる利活用検討の現状と今後のスケジュール及び検討にあたっての県の関与の考え方
◎ 「ファクトリーサガ」事業の目的や今年度の取組内容、効果の検証方法とそれを踏まえた来年度以降の取組み
◎ 今年度の原子力防災訓練の概要と特徴、3県の連携による広域避難訓練、福祉避難所の設置訓練や緊急速報メールの送信訓練など新たな取組みから得られた課題及び来年度以降の取組み
◎ 現地機関の見直しの理由とその効果、現在の土木事務所、農林事務所の人員体制及び見直し後の住民の利便性の確保や災害時の初動体制などの対応
◎ 指定管理者制度導入後の現況と管理方法や運用面での見直しの必要性及び今後の取組み
◎ 国における2014年度地方財政に関する議論内容や、地方交付税の別枠加算が解消された場合及び消費税が増税された場合の佐賀県財政への影響額並びに2014年度県予算案編成への取組み
◎ 子どもと女性に対する声かけやつきまといに関する現状と、県警における「子ども・女性安全対策班」の概要と活動内容や効果的な活動事例及び地域住民と県警との連携状況や留意点並びに今後の被害防止活動の取組み
◎ 最近の特殊詐欺の現状や県内被害の特徴、被害防止に向けた金融機関との連携をはじめとする今後の取組み
◎ 自動車教習所における教育内容や卒業生に対する指導状況、2月の土曜日における運転免許試験場での技能試験実施の可能性
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1、財政確立について
1、政策の統括及び調整について
1、経営支援一般事項について
1、警察行政について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。