議案等の審議結果
平成25年9月定例県議会
委員長報告
文教厚生常任委員長報告
委員長 古賀 善行
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
9月19日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、9月25日及び26日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第37号議案中、本委員会関係分、乙第68号議案、乙第70号議案、及び乙第72号議案、以上4件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1、佐賀県医療センター好生館の中期目標の制定にあたっては、今後の病院運営に関して、県民や県議会をはじめとした各方面からの幅広い意見を反映させる仕組みづくりに努められたい。
1、全県立高校の新入生を対象とした学習者用端末の導入にあたっては、費用に見合う教育効果の発揮に努めるとともに、経済的に負担が困難な保護者に対しては、負担の軽減策を考慮されたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故原因や、津波との因果関係に関する県の認識
◎ 福島第一原子力発電所の汚染水問題に対する安倍首相の発言の真意と、地下水や海水の汚染の状況
◎ 玄海原子力発電所3、4号機の新規制基準への適合性確認の申請内容が、安全協定に基づく事前了解の手続きになじまないと判断した理由
◎ 少子化の社会への影響、これまでの県の少子化への取組みとその評価、及び「418(しあわせいっぱい)プロジェクト」の概要と成果目標
◎ 県立図書館や博物館・美術館における企画展等の県民への情報提供や、県民がより利用しやすい環境づくりのあり方、及び施設の建替えの議論の必要性
◎ 唐津赤十字病院の移転事業のスケジュールと進捗状況、及び移転事業費と国や県による財政支援策
◎ 小学生に対する、フッ化物洗口の実施状況とその効果、及び中学校での普及の必要性と今後の取組み
◎ 今回の全国学力・学習状況調査の結果と県教育委員会の認識、及びそれを踏まえた家庭学習の充実などの学力向上対策への取組み
◎ 運動部活動のあり方、及び郷土を愛する心の育成の必要性
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1、くらし環境行政について
1、健康福祉行政について
1、教育の振興について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、文教厚生常任委員長の報告を終わります。