議案等の審議結果
意見書案と採決状況
意第19号
可決
ワクチンの定期接種化に関する意見書(案)
我が国では、子宮頸がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌、水痘、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌、B型肝炎などのワクチンは任意接種であったが、予防接種法の改正(平成25年4月施行)により、子宮頸がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌の3ワクチンが、定期接種となった。
今年4月施行の改正予防接種法で定期接種に位置づけられなかった水痘、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌、B型肝炎の4ワクチンについては、厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会が医学的・科学的観点から、広く接種を促進していくことが望ましいと提言したことを踏まえ、「安定的なワクチン供給体制や継続的な接種に要する財源を確保したうえで、平成25年度末までに定期接種化の結論を得るように努める。」とする「予防接種法の一部を改正する法律案に対する附帯決議」が、衆参両院において採択されたところである。
よって、国においては、財政措置とともに、改正予防接種法で位置づけられた評価・検討組織(厚生科学審議会)での検討を経て、可及的速やかに残りの4ワクチン(水痘、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌、B型肝炎)の定期接種化を実現されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成25年12月 日
佐 賀 県 議 会
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
衆議院議長 伊吹 文明 様
参議院議長 山崎 正昭 様
財務大臣 麻生 太郎 様
厚生労働大臣 田村 憲久 様
以上、意見書案を提出する。
平成25年12月17日
提出者 全議員
佐賀県議会議長 木原 奉文 様