議案等の審議結果
平成26年2月定例県議会
委員長報告
総合交通対策特別委員長報告
委員長 原田 寿雄
総合交通対策特別委員長の報告をいたします。
九州新幹線建設、在来線対策、離島等生活交通対策、佐賀空港の利活用及び主要幹線道路に関する諸問題の調査に関する件につきまして、3月11日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、九州新幹線建設関係としては、
◎ 九州新幹線西九州ルートの在来線走行区間の安全対策及び沿線市町からの要望内容と県の対応
◎ 九州新幹線西九州ルートの全線フル規格化に対する県の考え
などの質疑が行われました。
次に、離島等生活交通対策としては、
◎ 「交通政策基本法」の施行や「地域公共交通活性化再生法」の改正を踏まえた、身近な移動手段の確保について、今後県が目指す姿とこれまでの取組みとの相違点
などの質疑が行われました。
次に、佐賀空港の利活用関係としては、
◎ 東京便増便、上海便やソウル便などの海外路線と夜間貨物便利用促進、新たな海外路線誘致などの取組み状況及び今後の有明佐賀空港発展の取組み
◎ 国際線専用施設の利便性向上と空港アクセス改善の取組み及びLCCの拠点空港を目指した今後の取組み
などの質疑が行われました。
次に、主要幹線道路関係としては、
◎ 西九州自動車道や佐賀唐津道路、国道498号の整備状況と、これらの広域幹線道路の今後の整備促進に向けた道路予算確保などの取組み
などの質疑が行われました。
最後に、九州新幹線建設、在来線対策、離島等生活交通対策、佐賀空港の利活用及び主要幹線道路に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総合交通対策特別委員長の報告を終わります。