議案等の審議結果
令和元年6月定例県議会
委員長報告
総務常任委員長報告
委員長 岡口 重文
総務常任委員長の報告をいたします。
6月19日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、6月24日及び25日の両日、委員会を開催し、「臨港道路七ツ島線の施工状況」及び「学校法人佐賀星生学園」の現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第34号議案中、本委員会関係分、甲第35号議案、甲第36号議案、乙第40号議案から乙第45号議案まで6件、乙第55号議案、乙第57号議案から乙第60号議案まで4件、以上14件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって、原案のとおり、可決いたしました。
次に、乙第61号議案、「人事委員会委員の選任について」を採決した結果、全会一致をもって、これに同意することにいたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1 九州佐賀国際空港の運用時間延長に係る条例改正にあたっては、隣接する柳川市との信頼関係を築いた上で、今後とも利便性向上のための推進を図られたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 知事部局の職員数の推移と給与水準を示すラスパイレス指数の現状及び総人件費の管理の取組
◎ 働き方改革関連法の内容や佐賀県庁における働き方改革の取組み及び時間外勤務や仕事と職場に対する満足度の現状、並びにAIや機械学習などの認知技術を活用したオフィス業務の効率化や自動化に向けた取組み、いわゆるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入等重要な取組みと職員の意識付けの必要性
◎ 佐賀県行財政改革緊急プログラムの策定の経緯と成果及びインフラ整備の推進に向けた財政運営の必要性
◎ 県税徴収率の現状と推移及び高水準の要因と徴収率維持のための今後の取組
◎ マイナンバーカードの交付状況や利活用のメリット及び他自治体等での活用事例やマイナンバー活用による情報連携の状況、並びに今後の利活用促進の取組
◎ 「自発の地域づくり」に対する県の認識とこれまでの取組みに対する評価と課題及び「さが未来アシスト事業費補助」の周知策
◎ 地域交通が必要なターゲットの範ちゅうと運転免許証の自主返納者数の現状及び「高齢者の移動手段に関するワーキンググループ」の設置経緯と取組状況、並びに地域交通の存続に向けた今後の取組
◎ 九州佐賀国際空港運用時間延長に係る条例改正の概要と柳川市への対応状況及び訪日誘客支援空港への認定における評価に対する認識や既存便の利用促進増便及び新たな路線誘致への取組
◎ 県内の重要港湾や地方港湾の現状と今後の整備の取組
◎ 県内における農泊の現状と観光の観点からの取組み及び推進に向けた課題と課題を踏まえた今後の対応
などの質疑が行われました。
最後に、5月臨時会から引き続き審査中の
1 財政確立について
1 政策の企画・調整について
1 危機管理・報道行政について
1 総務行政一般事項について
1 地域交流行政について
1 文化・スポーツ交流行政について
以上6件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。