議案等の審議結果
決議案と採決状況
決第7号
否決
「特定秘密保護法」に関する決議(案)
国会で突然持ち出された「特定秘密保護法」が、日本弁護士連合会、日本ペンクラブ、テレビキャスター、出版人、演劇人、学者、知識人、国民の多くが立場を超えて反対だといっているにもかかわらず、十分な議論が尽くされないまま可決成立した。
この法は国民のくらしに基づく法ではなく上からの押しつけそのものであり、およそ主権在民とはほど遠いものである。
同法は「何が秘密か」も定かではなく、何も知らないまま国民が逮捕されることなどが懸念される。
本来、国が持っている情報は国民に公開されるのが原則である。情報漏えいについては現行法で十分対応でき、「秘密保護法」の必要はない。
この法は、国家公務員、地方公務員、ジャーナリスト関係者だけではなく、国民の目と耳と口をふさぐ稀代の悪法であり、憲法で保障された知る権利、言論・表現の自由、基本的人権を奪うものである。
よって「特定秘密保護法」を廃止されるよう求めるものである。
以上、決議する。
平成25年12月 日
佐 賀 県 議 会
以上、決議案を提出する。
平成25年12月17日
提出者 宮崎泰茂 武藤明美 内川修治 徳光清孝 藤崎輝樹
原 康彦 江口善紀
佐賀県議会議長 木原 奉文 様