議案等の審議結果
平成26年9月定例県議会
委員長報告
産業常任委員長報告
委員長 指山 清範
産業常任委員長の報告をいたします。
9月18日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、9月24日及び25日の両日、委員会を開催し、ジェトロ佐賀貿易情報センター、JA佐賀南部営農センター付近の圃場の状況、及び佐賀県工業技術センターへの現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第38号議案中、本委員会関係分、甲第40号議案及び乙第100号議案、以上3件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1、新たな観光戦略に基づく佐賀魅力創造事業の実施にあたっては、おもてなし環境の充実やタイアップによる観光プロモーションの実施などにより、県内における交流人口を増やし、地域経済の活性化を図られたい。
などの意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました、主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 県内の再生可能エネルギーの現状と普及に向けた取組み、及び九州電力の再生可能エネルギー発電設備に対する、接続申込みへの回答保留に対する認識
◎ 県内における6次産業化の様々な課題とその対策、及び更なる推進に向けた今後の取組み
◎ 唐津港の水揚げと唐津水産加工団地の売上高の現状と推移、唐津水産加工団地の再建を進めるための、大型冷凍冷蔵庫の運営の見通し、及び組合員の実態調査の必要性
◎ 県内企業の海外展開の現状と更なる展開に向けた今後の取組み、県産農畜産物等の輸出の現状と促進に向けた取組み
◎ 物産販売拠点整備の可能性調査の進捗状況と今後のスケジュール、及び地域の顔となる複数拠点の設置の必要性
◎ 本県の外国人観光客数の状況と今年の誘致目標、有明佐賀空港発着のLCCへの補助に見合った、外国人観光客による県内への経済波及効果を測る調査の必要性
◎ 「佐賀県『食』と『農』の振興計画2011」における目標設定の考え方、及び水田農業、園芸農業、肉用牛のそれぞれの現状と振興策
◎ 中山間地域等直接支払制度の取組状況と、制度を活用した中山間地域農業の活性化の取組み
◎ JAからつの経営状況と、支所の再編に至った経緯、支所廃止が地域に及ぼす影響、及び今後の県の対応
◎ 国の生産調整対策等の見直し内容と、見直しに対応した県の需給調整の取組み、及び水田農業の担い手育成の取組み
◎ 青年就農給付金制度の実績や制度見直しの内容と、給付金受給者に対する支援の必要性、及び今後の新規就農者の確保・育成に向けた取組み
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1、農林水産商工行政について
1、生産振興行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。