議案等の審議結果
平成26年6月定例県議会
委員長報告
総合交通対策特別委員長報告
委員長 米倉 幸久
総合交通対策特別委員長の報告をいたします。
九州新幹線建設、在来線対策、離島等生活交通対策、佐賀空港の利活用、及び、幹線道路に関する諸問題の調査に関する件につきまして、6月30日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、九州新幹線建設関係としては、
◎ 九州新幹線西九州ルート事業の県内における進捗状況、及び在来線走行区間の踏切での渋滞、騒音等への対策
◎ 新鳥栖‐武雄温泉間のフル規格化に対する認識、また、財源確保にむけた国への働きかけの強化の必要性
◎ 現在のフリーゲージトレインの、走行試験の概要と今後の開発スケジュール、山陽新幹線への乗り入れに対する県の認識
などの質疑が行われました。
次に、佐賀空港の利活用関係としては、
◎ 就航路線ごとの利用状況と支援内容、及び今後の利用促進に向けた取組み
◎ 新たなLCC路線誘致や今後の空港運営の考え方
◎ 海外LCCに対する支援内容とその効果、及び今後の支援のあり方
などの質疑が行われました。
次に、幹線道路関係としては、
◎ 国道34号における交通の現状認識、及び早期整備に向けた取組み
◎ 国道263号における交通渋滞の現状とその原因、及び交通渋滞解消に向けた取組み
◎ 国道498号の整備状況とその効果、及び効果検証方法
◎ 有明海沿岸道路の工事区間ごとの進捗状況、及び今後の整備見通し
などの質疑が行われました。
最後に、九州新幹線建設、在来線対策、離島等生活交通対策、佐賀空港の利活用、及び幹線道路に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総合交通対策特別委員長の報告を終わります。