議案等の審議結果
意見書案と採決状況
意第23号
可決
米価下落対策を求める意見書(案)
今年産米価の下落は農業者から悲痛な叫びが起こっている。
8月20日付の日本農業新聞が、「再生産危うい非常事態」だと社説にも書いている。米価は下落しているのに、過去5年間の生産費は農機具や肥料、農薬代などの物財費だけでも米60kg当たり9,541円かかり、燃油や資材費も多くが高騰している。これでは暮らしていけない。
深刻な事態を打開するために、国会及び政府に対し、次のことを求める。
記
1 今年産米価の下落の直接の要因は過剰在庫にある。「余剰米」の市場隔離対策をとられるよう求める。
2 ミニマムアクセス米の削減、撤廃など、需給引き締め強化策をとられるよう求める。
3 米の「直接支払交付金」の現行制度を維持し、農家所得の確保をされるよう求める。
4 米価下落についての緊急対策手段として、直接的な支援対策を打ち出されるよう求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年12月 日
佐 賀 県 議 会
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
衆議院議長 様
参議院議長 山崎 正昭 様
財務大臣 麻生 太郎 様
農林水産大臣 西川 公也 様
以上、意見書案を提出する。
平成26年12月18日
提出者 宮崎泰茂 留守茂幸 石丸 博 石井秀夫 武藤明美
伊東猛彦 稲富正敏 竹内和教 伊藤 豊 中倉政義
福島光洋 藤木卓一郎 石倉秀郷 桃崎峰人 土井敏行
指山清範 古賀善行 大場芳博 内川修治 田崎信幸
岡口重文 原田寿雄 徳光清孝 宮原真一 坂口祐樹
藤崎輝樹 向門慶人 米倉幸久 八谷克幸 原 康彦
定松一生 川﨑常博 江口善紀 服巻稔幸 古賀陽三
佐賀県議会議長 木原 奉文 様