議案等の審議結果
平成27年6月定例県議会
委員長報告
有明玄海・環境対策特別委員長報告
委員長 定松 一生
有明玄海・環境対策特別委員長の報告をいたします。
海洋環境の保全、水産資源の確保、環境対策に関する諸問題の調査に関する件につきまして、7月6日に委員会を開催し慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、海洋環境の保全関係としては、
◎ ラムサール条約湿地登録の要件、登録に至る経緯やメリット、及び今後の保全・活用の取組み
◎ 玄海地区の沿岸域における漂着ゴミの現況、及びこれらに対する海岸管理者や漁場環境保全等の観点からの取組内容と今後の対策
◎ 唐津湾海岸侵食対策調査の目的とこれまでの取組状況、同調査検討委員会における検討内容、及び今後の海岸浸食対策
次に、水産資源の確保関係としては、
◎ 有明海沿岸の4県による資源回復のための浮遊幼生等の共同調査の概要と調査結果の活用策、及びタイラギやアゲマキの資源回復に向けたこれまでの取組みと成果、並びに今後の取組み
次に、環境対策関係としては、
◎ 唐津市の産業廃棄物中間処理施設における過剰保管に対して措置命令に至った経緯、命令後の産業廃棄物処理やこの件に関する住民説明の状況、及び今後の県の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、海洋環境の保全、水産資源の確保、環境対策に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後、なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、有明玄海・環境対策特別委員長の報告を終わります。