議案等の審議結果
平成26年11月定例県議会
知事職務代理者提案事項説明要旨
本日、平成26年11月定例県議会に提案いたしました平成26年度補正予算案並びにその他の議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。
今回の補正予算案の編成に当たりましては、9月補正後の事態の推移に対応するため、早急に措置を要するものについて所要額を計上することといたしました。
この結果、補正予算案の総額は、歳入歳出とも、それぞれ
一般会計 約 19億8,500万円
特別会計 減額 約 3億9,900万円
となり、これを既定の予算額とあわせますと、本年度の予算総額は、
一般会計 約 4,376億600万円
特別会計 約 1,125億800万円
となっております。
次に、予算案の主な内容について申し上げます。
保育サービスの充実と子どもの居場所づくりにつきましては、安心こども基金を活用して、認定こども園の整備を追加して行うことといたしました。
医療・介護体制の充実につきましては、効率的で質の高い医療提供体制の構築と地域包括ケアシステムの構築を通じ、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するため、新たに佐賀県地域医療介護総合確保基金を設置し、救急医を活用した在宅救急医療体制の整備や訪問看護ステーションの規模拡大などに取り組むことといたしました。
ICT利活用教育の推進につきましては、本県が文部科学省及び総務省の連携事業の研究地区として指定されたことから、ICTを活用した指導方法の充実や教材・指導実践事例を共有する研究を行うことといたしました。
このほか、知事選挙に要する経費について、所要の予算を計上いたしました。
以上、補正予算案の主な内容について申し述べましたが、これに対する一般会計の歳入財源といたしましては、
県 税 13億8,900万円
地方交付税 約 3億5,700万円
国庫支出金 約 6億4,700万円
繰 入 金 約 8億900万円
県 債 減額 14億1,700万円
そ の 他 2億円
計 約 19億8,500万円
となっております。
次に、予算外議案といたしましては、条例案として、「佐賀県職員給与条例等の一部を改正する条例(案)」など11件、条例外議案として、「県事業に対する市町の負担について」など23件、あわせて34件となっております。
これらの議案につきましては、それぞれ提案理由を記載しておりますので、説明を省略させていただきます。
以上、今回提案いたしました議案についてご説明申し上げましたが、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。