議案等の審議結果
令和2年9月定例県議会
委員長報告
地域交流・県土整備常任委員長報告
委員長 大場 芳博
地域交流・県土整備 常任委員長の報告をいたします。
9月16日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、9月23日及び24日の両日、委員会を開催し、「呼子港の地方港湾 改修事業の取組」及び「唐房トンネルの道路整備交付金事業の概要に関する現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第45号議案中、本委員会関係分、甲第47号議案、及び乙第75号議案、以上3件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました、付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1九州佐賀国際空港における新型コロナウイルス感染防止対策を徹底するとともに、コロナ禍の影響を受けた航空会社やテナント等の支援に取り組まれたい。また、今後の状況変化に対応できるよう、需要回復策の準備も進められたい。
1コロナ禍により深刻な影響を受けている県内観光業を支援するため、誘客を強化し、観光需要の速やかな回復を図るよう事業に取り組まれたい。
などの意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました、主な質疑の概要を申し上げます。
◎空港ビル整備事業の目的と、宇宙をテーマとした多目的スペース整備の内容とその活用策及び本事業を通じた九州佐賀国際空港の活性化に向けた取組み
◎九州新幹線西九州ルートに関する県民への情報提供についての県の認識と、アンケート結果に対する県の受け止め
◎国土交通省鉄道局から提案された環境影響評価の受け入れとフル規格の受け入れが「同義」であると判断する県の考え方
◎九州新幹線西九州ルートに関する知事コメントの記事掲載についての受け止めと、知事の考え方に対する認識
◎九州新幹線西九州ルートに係る国や長崎県及びJR九州との協議のあり方と今後の県の対応
◎九州新幹線西九州ルートに関する県民への情報提供の方法とアンケート調査の必要性
◎対面乗換方式の固定化に伴う利用者負担に関する県の認識と、新幹線利用による移住・定住人口の増加に向けた環境整備の必要性
◎2023年の国民体育大会、2024年の国民スポーツ大会を目指すジュニア・アスリートへの支援事業の内容と今後の支援策
◎SAGAサンライズパークの整備状況とSAGAアリーナの利活用に向けた県の取組み、市道三溝線の工事の状況及び広域的な集客に向けた県の取組み
◎スマートインターチェンジの設置目的と県内の設置状況及び山浦スマート インターチェンジ(仮称)設置の必要性に関する県の認識
◎屋外広告物の適正化に向けた取組と制度の見直しに向けた県の考え方
◎本年6月から7月にかけて発生した豪雨災害の被害状況と災害復旧工事の進め方
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1地域交流行政について
1文化・スポーツ交流行政について
1県土整備行政について
1災害対策について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、地域交流・県土整備常任委員長の報告を終わります。