議案等の審議結果
令和3年6月定例県議会
委員長報告
新型コロナウイルス感染症対策等特別委員長報告
委員長 中倉 政義
新型コロナウイルス感染症対策等特別委員長の報告をいたします。
新型コロナウイルス感染症及びワクチン接種等の諸対策並びにその影響による経済対策等の調査に関する件につきまして、7月1日に委員会を開催し、質疑を行いましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、新型コロナウイルス感染症関係としては、
◎県外で県民が陽性となった場合の自治体間の 情報共有と入院・療養の対応及び遠方で重症化した場合や、自宅療養等になった場合の県の対応
◎新型コロナウイルス感染症の後遺症の事例や、調査研究の状況及び今後の県の取組み
◎看護師やその他の医療機関の負担軽減の取組みと、国への要望状況及び将来的な感染症対策のための医療提供体制構築の検討
◎デルタ株の特徴、国内での確認状況及び県の対応
◎抗原検査キットの配布先の考え方と配布時期並びに自主的なPCR検査における、県内での助成制度と自主検査等に関する情報提供の検討
◎保育・学校現場でのマスク着用による乳幼児や児童生徒への影響と保育・学校現場での対応及び口元が見えるマスクの効果と着用推進に対する県の所見
などの質疑が行われました。
次に、ワクチン接種等の諸対策関係としては、
◎職域接種の状況と従事する医師の把握、医療 従事者の確保状況、ワクチン接種会場への移動支援や訪問接種の状況及び今後の取組み
◎若年層への新型コロナウイルスワクチンの接種の判断と必要性及び接種順位に対する県の所見
などの質疑が行われました。
次に、新型コロナウイルス感染症の影響による経済対策等の調査関係としては、
◎「佐賀支え愛」感染対策認証制度の目的、申請受付の状況、インセンティブの考え方及び制度普及に向けた取組み
◎事業者の前向きな取組みへの経済支援及び資金調達支援の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、新型コロナウイルス感染症、及びワクチン接種等の諸対策並びにその影響による経済対策等の調査に関する件につきましては、今後、なお検討すべき、重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を、議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、新型コロナウイルス感染症対策等特別委員長の報告を終わります。