【浮体式洋上風力発電施設の概要】 四方を海に囲まれた五島市は、多様な再生可能エネルギー資源に恵まれ、再生可能エネルギー研究の先進地域となっています。 崎山漁港の沖合約5kmに設置されている浮体式洋上風力発電施設“はえんかぜ”は、全長172m、2,000kw級で、世界初の浮体形式(ハイブリッドスパー形式)が用いられています。 当日は“はえんかぜ”を海上から視察し、(一社)海洋エネルギー漁業共生センターにて全国の藻場の状況や洋上風力発電施設による漁礁効果等について説明を受けました。 | 【五島市の再生可能エネルギーへの取組】 五島市は平成26年に五島市再生可能エネルギー推進協議会を設置し、浮体式洋上風力発電を中心とした再生可能エネルギーの実用化等に取り組んでいます。 また、令和元年に成立した再エネ海域利用法により五島沖合の区域において発電事業が可能となっており、現在国による事業者等の認定作業が行われております。 当日は五島市の再生可能エネルギーによる持続的な発展への取り組みや、漁業や地域との協調等について説明を受けました。 |