議案等の審議結果
地域交流・県土整備常任委員長報告
副委員長 井上 祐輔
地域交流・県土整備常任委員長の報告をいたします。
9月17日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、9月24日及び27日の両日、委員会を開催し、令和3年8月豪雨に係る「佐賀市原川第一(名尾)地区」及び「嬉野市大舟地区」の被災状況の現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第47号議案中、本委員会関係分及び乙第63号議案、以上2件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1 市村記念体育館については、建物としての価値を認め、今後の佐賀県の文化振興や創造的で活力ある社会の実現に向けた利活用に取り組まれたい。
2 令和3年8月豪雨による内水氾濫の対策については、排水ポンプ車の導入や排水ポンプの能力アップ、排水機場の浸水対策等に加え抜本的な対策についても検討されたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎佐賀県内の地域日本語教室の必要性や外国人の参加促進への対応及び今後の県の取組み
◎令和3年8月豪雨災害時における外国人住民の避難事例や課題、武雄市で配布している「災害時ヘルプカード」の効果と県内市町への普及及び外国人住民に対する災害時の支援への取組み
◎九州新幹線西九州ルートの全線フル規格化に対する県のスタンスや長崎県の立場に対する認識及び九州新幹線との分岐駅に対する県の考え方
◎総合評価落札方式における、落札状況及び受注機会の均衡に対する県の考え方
◎県道久留米基山筑紫野線、みやき町東津地区・西大島地区・簑原地区の浸水等への対策及び排水機場の課題に対する県の対応
◎通学路の交通安全対策における歩道の整備状況や現場の状況に応じた今後の県の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1 地域交流行政について
1 文化・スポーツ交流行政について
1 県土整備行政について
1 災害対策について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、地域交流・県土整備常任委員長の報告を終わります。