議案等の審議結果
地域交流・県土整備常任委員会委員長報告
委員長 池田 正恭
地域交流・県土整備常任委員長の報告をいたします。
6月17日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、6月22日及び23日の両日、委員会を開催し「多久市緑が丘弓道場」及び「山犬原川」の現地視察を含め慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第36号議案中、本委員会関係分、甲第37号議案、甲第40号議案中、本委員会関係分、乙第38号議案から乙第41号議案まで4件、乙第43号議案、乙第46号議案、乙第49号議案及び乙第53号議案、以上11件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました、付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1 多久高校クライミング施設などのSAGA2024国スポ会場施設については、大会後も施設の利活用を進め、SSP構想のもと市町と協力して地域の活性化に取り組まれたい。
1 アウトドアアクティビティ事業により整備される西の浜エリアの唐津ビーチパークと東港地区の芝生公園については、将来的に一体化の交流ゾーンを実現し、唐津市とも連携しながら唐津・玄海地区全体の地域振興を図られたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました、主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 公共交通としてのタクシーの位置づけと「くらしの移動手段確保事業」の概要、MaaS事業の内容と取組状況及び今後の地域交通の取組み
◎ 「はじまりの名護屋城。」プロジェクトのこれまでの取組と評価、名護屋城大茶会の課題と今後の対応、名護屋城陣跡周遊戦略の内容及び唐津市や地元団体等との連携の必要性
◎ SSP構想におけるアスリート人材育成のための一流指導者活用等長期育成プログラムや、個人伴走型支援の概要、スポーツ医科学・栄養学、デジタル技術の導入の内容及びアスリートの就職支援の取組状況
◎ 県内建設業の担い手確保・育成のための、労働環境改善の取組みと建設現場へのICT普及促進の状況及び今後の取組み
◎ 県道伊万里有田線の整備状況と山谷牧工区開通の効果、未整備区間の課題及び早期整備に向けた取組み
◎ 国道204号唐房バイパス整備の進捗状況、唐房トンネル工事の設計変更内容と周辺家屋等への影響への対応状況及びバイパス整備で期待される効果
◎ 県立森林公園内の屋内運動施設の概要と、整備の進捗状況及び施設完成後の想定利用内容
◎ 県立都市公園事業の概要及び市町の都市公園事業に対する支援内容
などの質疑が行われました。
最後に、2月定例会から引き続き審査中の
1 地域交流行政について
1 文化・スポーツ交流行政について
1 県土整備行政について
1 災害対策について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、地域交流・県土整備常任委員長の報告を終わります。