議案等の審議結果
地域交流・県土整備常任委員長報告
委員長 池田 正恭
地域交流・県土整備常任委員長の報告をいたします。
11月10日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、11月15日及び16日の両日、委員会を開催し「日吉神社境内地跡」及び「県道中原鳥栖線〈下野工区〉」の現地視察を含め慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第47号議案中本委員会関係分、甲第50号議案、乙第77号議案、乙第83号議案から乙第86号議案まで4件及び乙第90号議案、以上8件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1 地域公共交通利用促進事業により路線バスや松浦鉄道の利用促進を図り、市町と連携して持続可能な移動手段を維持・確保し、地域の活性化につなげられたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました、主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 県の地域づくりに対する考え方と、自発の地域づくりを推進するための新過疎法による人材の確保・育成や市町の機運醸成の取組み
◎ 県の観光誘客の戦略と現状及びウィズコロナ・アフターコロナを見据えた今後の取組み
◎ 王座奪還プロジェクトの取組みの概要とSAGAスポーツフェスタのあり方
◎ いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会の振り返りと今後の取組み
◎ 歩道整備の基準と規格及び高齢者や障害者をはじめ、誰もが歩きやすい歩道整備の取組み
◎ 西九州新幹線開業後の長崎本線の時刻表の現状に対する県の所見
◎ 西九州新幹線開業に伴い、長崎本線江北―諫早―長崎間が並行在来線となった経緯、上下分離区間の運行期間や本数及び非電化となった理由
◎ 牛津川遊水地整備効果と進捗状況、地元の声に対する国の対応及び早期整備に向けた県の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1 地域交流行政について
1 文化・スポーツ交流行政について
1 県土整備行政について
1 災害対策について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、地域交流・県土整備常任委員長の報告を終わります。