令和4年11月定例県議会は、11月1日に開会し22日間の会期を経て、11月22日に閉会しました。
本定例会では、令和4年度一般会計補正予算案など34議案が審議され、予算議案及び条例議案等26件、決議案1件が可決されたほか、9月定例会において継続審査となり、決算特別委員会(9月26日~10月7日開催)で審査された「令和3年度佐賀県歳入歳出決算の認定について」など2件の決算議案が認定されました。
また、教育委員会委員の任命などの人事議案3件が同意されました。
予算関係では、9月補正後の情勢の推移に対応するとともに、原油価格・物価高騰、新型コロナウイルス感染症及び国の経済対策に伴い緊急に措置を要するものについて、所要額を208億9,154万円追加(追加後総額6,070億4,305万円、対前年同期比4.9%減)する令和4年度一般会計補正予算案など6件の補正予算案が原案のとおり可決されました。
条例関係では、令和4年10月の人事委員会勧告に鑑み、職員の給与の改定等を行う「佐賀県職員給与条例等の一部を改正する条例案」など、5件の議案が原案のとおり可決されました。
条例外議案関係では、佐賀県が行う建設事業に対する市町の負担額を定めた「県事業に対する市町の負担について」など15件の条例外議案が原案どおり可決されました。
人事議案では、飯盛裕介氏を教育委員会委員に任命することに同意を求めた「教育委員会委員の任命について」など3件の議案が同意されました。
決議関係では、北朝鮮が本年11月2日から日本海等に向けて断続的に多数の弾道ミサイルを発射したことに対し、北朝鮮に厳重に抗議するとともに、弾道ミサイル発射などの挑発行為を行わないよう強く求める「北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議(案)」の1件の決議案が全会一致で可決されました。
本会議(一般質問)では、知事の政治姿勢をはじめ、佐賀空港の自衛隊使用要請関連、九州新幹線西九州ルート関連、玄海原子力発電所の安全対策、中山間・離島等の振興、SAGA2024開催関連、障害者施策、高齢者施策、子育て支援、原油・物価高騰への支援、農業の振興、社会資本整備関連、DX関連、いじめ・不登校対策、交通安全・事故対策などを中心に県政全般にわたり幅広い議論が展開され、各委員会においては質疑や付託議案等の審査が行われました。