議案等の審議結果
文教厚生常任委員長報告
委員長 川﨑 常博
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
3月2日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願並びに継続審査中の事件につきまして、3月7日及び8日の両日、委員会を開催し「玄海原子力発電所」への現地視察を含め慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第1号議案中本委員会関係分及び甲第16号
議案、以上2件の議案を一括して採決した結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第3号議案、甲第13号議案、甲第15号議案、甲第18号議案中本委員会関係分、甲第29号議案、甲第31号議案、甲第32号議案、乙第9号議案から乙第12号議案まで4件、乙第23号議案及び乙第33号議案、以上13件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第34号議案、「令和4年度佐賀県一般会計補正予算第7号の専決処分」中、本委員会関係分を採決した結果、全会一致をもって、これを「承認」いたしました。
次に、請第2号請願「ゆきとどいた教育条件の整備を求める請願」を採決した結果、賛成者少数をもって不採択となりました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1 今後も北山地域が自然と触れ合う場として多くの県民に親しまれる地域であるよう、北山キャンプ場の再整備と再整備後の利用促進に努められたい。
1 学び直しを希望する多くの方々への学びの場提供のため、夜間中学の周知を図るとともに、ICTやオンラインを活用した授業の実施にも取り組まれたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 諫早湾干拓事業を巡る訴訟に係る最高裁決定の受け止めと、開門調査の必要性及び今後の有明海再生の対応
◎ 5類移行後の新型コロナに係る医療提供体制と治療薬の提供・ワクチン接種体制及び後遺症への対応
◎ 県内の重度心身障害者医療費助成制度の状況、給付方法に対する市町からの意見や九州各県の状況と、その見直しの考え方
◎ 障害者差別解消法の改正内容及び差別解消に掲げる「佐賀県みんなで支えるけん！」の取組み趣旨と差別解消推進のための県・市町職員の対応や今後の取組み
◎ 自殺の現状と国・県・市町それぞれの自殺対策の状況及び今後の取組み
◎ 教員不足の状況と正規職員増の必要性及び産休・育休代替の前倒し任用などの教員不足解消に向けた今後の取組み
◎ 児童生徒の自殺の現状及び国からの通知を受けた県の取組みと今後の自殺予防に関する取組み
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1 県民環境行政について
1 健康福祉行政について
1 男女参画・子育て行政について
1 教育の振興について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、文教厚生常任委員長の報告を終わります。