令和元年5月臨時会 知事提案事項説明要旨
令和元年5月臨時県議会に提案いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。
乙第36号議案「副知事の選任について」は、池田副知事、副島副知事の任期満了に伴い、坂本洋介氏、小林万里子氏の両氏を副知事に選任することに、県議会の同意をお願いするものです。
坂本洋介氏は、昭和56年に入庁後、危機管理・報道監、企業立地統括監、地域交流部長を歴任され、平成29年10月から平成31年3月まで政策部長を務められました。県職員として県政全般の政策に精通されており、県内の地域の実情にも詳しい方だと考えております。
小林万里子氏は、平成5年に文部省に入省後、文部科学省初等中等教育局国際教育課長、文化庁文化財部記念物課長を歴任され、平成30年10月から文化庁文化資源活用課長を務められています。文部科学省職員として教育や文化財行政に携わってこられるとともに、海外勤務の経験も豊富で、地域の文化、歴史、伝統を大切にする視点とグローバルな視点を併せ持った方だと考えております。
両氏の行政経験や見識、人柄などから副知事として適任と考えております。
次に、乙第37号議案「損害賠償請求事件第一審判決に対する控訴の提起の専決処分について」及び乙第38号議案「訴訟上の和解の専決処分について」は、それぞれ専決処分を行いましたので、県議会の承認をお願いするものです。
以上、今回提案いたしました議案について御説明申し上げました。よろしくお願い申し上げます。