高等教育機関問題対策等特別委員長の報告をいたします。
人口減少下における県内の高等教育機関等のあり方及び大学等設置、次世代の人材育成に係る環境整備等の諸問題の調査に関する件につきまして、7月3日に委員会を開催し質疑を行いましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、県立大学関係として、
◎ 過去の設置に向けた議論の概要と断念した経緯
◎ 設置提案に至った背景・目的と庁内での検討体制
◎ 基本構想の内容と検討・進捗状況
◎ 学部イメージと学生・教員の確保策
◎ 大学への県内入学者の割合を高める方策と卒業後の県内就職支援及び県内企業との連携
◎ 大学の建設費圧縮策
◎ 公立大学法人制度の概要と法人設立後の県や議会の関わり
◎ 効果的な周知方法と県内入学者への経済的 負担軽減策
この他、
◎ 私立大学の誘致など若者の県外流出の防止策
◎ 高等教育機関の充実や県内大学との連携・共存についての県の考え方
などの質疑が行われました。
最後に、人口減少下における県内の高等教育機関等のあり方及び大学等設置、次世代の人材育成に係る環境整備等の諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、高等教育機関問題対策等特別委員長の報告を終わります。