森林・林業・林産業活性化九州大会(熊本県熊本市)
佐賀県議会森林・林業活性化促進議員連盟で、森林・林業・林産業活性化九州大会に参加しました。
大会の概要は、以下のとおりです。
九州各県から、森林・林業活性化促進議員連盟及び林業団体関係者など約1,000人以上が参加され、熊本県森林・林業活性化促進議員連盟会長挨拶、林野庁長官祝辞、熊本県知事祝辞の後、武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科教授若杉浩一氏の基調講演、株式会社サーキュライフ代表取締役川原剛氏の事例発表を経て、大会決議が行われました。
【大会決議】
1 森林の有する多面的機能の持続的な発揮やカーボンニュートラル実現のための再造林・間伐等の森林整備関連予算の確保
2 CLT、BP材等の技術の活用による民間の中高層・非住宅建築物や土木資材への国産材の活用、セルロースナノファイバーや改質リグニン、木糸
等の木質由来新素材の開発等多角的な木材利用の強化
3 品質の確かなJAS材をはじめとする国産材の安定供給体制の構築、DX技術の活用による製材加工業界における省力化・効率化の実現のための林
業振興対策予算の確保
4 「新しい林業」の確立に向けた、航空レーザ測量等のICTを活用したスマート林業の推進、センダン等の早生樹やエリートツリーの普及拡大及び
森林整備や木材生産を担う労働力の確保・人材の育成
5 事前防災・減災に向けた国土強靭化、被災箇所の早期復旧のための治山対策の推進や災害に強い森林づくりの推進
6 我が国の社会問題と言える花粉症に対処するため、スギ人工林の伐採、花粉の少ない品種への植替え等をはじめとする花粉発生源対策に必要な予算
の確保
【大会日程等】
日程 令和5年10月31日(火曜日)
会場 熊本城ホール(熊本市)