牛津高校では「地域に開かれた、愛される学校づくりプロジェクト」というテーマに取り組んでいます。
第6回学校魅力強化委員会【令和6年3月1日(金曜日)】
今年度最後となる第6回学校魅力強化委員会が開催されました。今回は、佐賀県学校魅力化アドバイザーに令和5年度学校魅力強化委員会の振り返りを実施してもらいました。前半では、グループで「委員会がより深く関わるためにはどうすればよいか」について議論しました。「来年度は生徒たちの意見を直接聞く機会をもっと増やしてほしい」という意見が多く出ました。後半では、学校魅力化のために来年度から取り組みたい「プロジェクト」について説明の後、具体的に関係してもらえる方々の洗い出しをし、たくさんの提案をいただきました。来年度に向けての意気込みを感じる委員会となり、必ず反映させたいと思います。
ひなまつりイベント~神楽~【令和6年3月2日(土曜日)】
市民交流センター「夢ぷらっと」で開催されたひなまつりにおいて、小城神楽会による伝統的な神楽の舞が行われました。この舞台には、本校生徒が巫女さんとして参加し、神聖な雰囲気の中で優雅に舞いました。地域の文化を後世に伝えると同時に、古くからの伝統の価値を理解し尊重する機会となりました。参加者たちは地域の交流の場で、古典芸能の美しさを体験、共有することで地域との結束を深めることができました。「来年も舞いたい」と笑顔で話す生徒達はとても頼もしく思えました。
家庭クラブ 夢つむぎ環境ボランティア【令和6年3月2日(土曜日)・3日(日曜日)】
近年、過疎化や高齢化に伴い山々が荒れています。自主管理が難しくなり耕作放棄地となった場所に、お世話になっている環境ボランティア団体夢つむぎさんと果樹の定植作業を行いました。二日間にわたり参加した家庭クラブ生徒総勢62名。夢つむぎさん指導のもと、スコップを使い一本一本手作業で行いました。生徒たちは、慣れない作業に悪戦苦闘しながらも少しずつ植えていきました。土に触れ、ミミズに戸惑い、汗を流しながら予定本数定植完了しました。耕作放棄地全体から見ればほんの少しの取り組みですが、活動を通して生徒たちが何かを感じ、この活動の大切さをつないでほしいと思います。
三里牛尾梅まつり【令和6年3月3日(日曜日)】
牛尾山は環境ボランティアを通してなじみのある山です。その中腹に鎮座する牛尾神社をメイン会場に梅まつりが開催されました。祭り前日、会場設営の準備から参加させていただき、祭り当日は、食品調理科の生徒たちが作った梅ふく、梅クッキー、レシピ開発した佐賀ドレ、本校卒業生が運営するお店からのイチゴ大福を販売。それぞれ地元の食材をふんだんに使用したものばかりです。大きな声で来場者に呼びかけ、購入していただいた商品を笑顔と共に手渡し、完売することができました。地域の方々との関りの大切さや、文化をつむぐ思いなど、たくさんの学びを頂きました。
認知症サポーター講座【令和6年3月8日(金曜日)】
生活経営科1年生対象に、高齢化社会の課題への理解を深めることを目的に、認知症についての特別講義を実施しました。認知症のイメージをグループごとに付箋に書き出し、講師の先生中心に接し方や、可能な支援策について意見交換が行われました。祖父母と同居している、近くに祖父母が住んでいる、住んでいる街に高齢者が多いなど、高齢化が身近なテーマであることも、生徒たちの活発な意見交換につながったようです。認知症の方々と共に生きる社会を考える、大切な時間を頂きました。
第4回まちづくり市民会議【令和6年3月10日(日曜日)】
小城市牛津公民館において、幅広い年齢層の市民が参加する「まちづくり市民会議」に生徒が参加しました。今までの2年生4名に加えて、今回1年生6名が新しく加わりました。グループワーク形式で行われた今回の取り組みは、市民一人ひとりが未来のまちづくりに対する意識を高め、具体的な行動に移すことが期待されます。「こんな未来になったらいいな」をグループ全員で話し合いながら進めていく中で、生徒達もたくさんの意見を出していました。地域の方々と一緒に作った未来新聞は参加者全員を笑顔にし、生徒達もたくさんの事を学ぶ機会となりました。
人権教室【令和6年3月12日(火曜日)】
佐賀県人権擁護委員連合会佐賀県人権擁護委員協議会が、2年生を対象に、人権啓発DVD『デートDVってなに』というテーマでのセッションが開催されました。参加した生徒たちは恋愛関係における精神的、肉体的暴力や支配、そしてその被害がなぜ起こるのかを議論しました。そして若者たちがどのようにして自己や他者を保護できるかについての指導がありました。この年代特有の人権問題を考えることにより、人権尊重思想の普及高揚を図るとともに、人権擁護委員の活動についての理解を深め、一人で悩まず相談すること、相談窓口の紹介など、具体的な対処についてもご案内頂き、生徒たちにとって貴重な時間となりました。