VR(仮想現実)による溶接の公開授業を実施します
創立127年目を迎える県立佐賀工業高校では、これまで、機械・電気・情報・建築等の分野でものづくりをとおして日本の社会を支える工業技術者を育成してきました。
技術の進歩を見据え、すでに、医療、ビジネスの現場で重要な役割を果たしていると言われているVR(仮想現実)を教育現場に取り入れる試みとして、仮想現実におけるものづくり(溶接)の授業を公開します。
怪我のリスクがなく、材料費がかからないため繰り返し練習を行うことができるメリットを生かし、高校生の技術向上及びVR機器の開発対象となる工業教育分野の拡大につながることを目指しています。
記
1 日時 令和6年11月12日(火曜日) 13時40分~14時30分
2 場所 佐賀工業高等学校機械実習等3階・機械製図室
佐賀市緑小路1-1
3 対象生徒 機械科2年 40名
4 科目名 機械工作
5 溶接とⅤR
○ 溶接とは主に金属部材を接合し一体化させる作業のことで、造船・建築・自動車など幅広い分野の産業で行われている。
○ 溶接においては、技術の習得に活用できるⅤRが製品化されており、バーチャル上に溶接熟練者の動きを3Dモデルを使って再現し、それを見ながらより感覚的に技術を習得することが可能である。
6 その他
○ この公開授業は、「佐賀県放送教育研究協議会」及び「佐賀県高等学校メディア教育研究会」の事業の一環として「教育委員会事務局教育DX推進グループ」と佐賀工業高等学校が連携し、実施します。また、実施にあたっては、佐賀県溶接協会、佐賀県産業労働部ものづくり産業課に御協力いただいています。
※ 報道関係の皆様へのお願い
取材いただける場合は、事前に佐賀工業高校の教頭までご連絡ください。
【参考】
・佐賀県放送教育研究協議会
小・中・高・特別支援学校において、放送教育の実践教育に取り組む教員からなる協議会。
・佐賀県高等学校メディア教育研究会
高等学校における教育メディアの活用・制作・研修活動等を進めることを目的として活動している。