平成26年度の取組
1 高校教育改革プロジェクト会議での検討
(1) 検討事項
平成26年度の高校教育改革プロジェクト会議(以下「プロジェクト会議」という)は、以下の5つについて検討した。
○ 高等学校入学者選抜制度の検証
○ 併設型中高一貫教育の検証
○ 専門高校の学科のあり方の検討
○ 県立高等学校における少人数学級編制の実践研究
○ 国際化教育の検討
(2) 会議実施日
○ 第1回会議 5月27日(火曜日)
○ 第2回会議 7月15日(火曜日)
○ 第3回会議 8月 4日(月曜日)
○ 第4回会議 12月22日(月曜日)
○ 第5回会議 3月19日(木曜日)
2 作業部会での検討
プロジェクト会議での議論を深めるために、次の作業部会を設置し検討した。
○ 専門高校の学科のあり方検討ワーキンググループ
○ 中高一貫教育検証・改善部会
○ 国際化教育検討部会
3 主な検討内容
(1) 新しい高等学校入学者選抜制度の検証
○ 制度変更後、3度目の実施となる平成26年度入学者選抜に関して、中学校、高等学校を対象としたアンケートや聞き取りによる状況調査を行い、制度導入に伴う成果と課題について分析、検討を行った。
○ より良き制度となるよう今後も点検を続けるとともに、制度の趣旨に関わることについては継続して検証・検討していくこととした。
○ 制度運用面の問題点については、より円滑な実施へ向けて見直しを行った。
(2)専門高校の学科のあり方について
【作業部会「専門高校の学科のあり方検討ワーキンググループ」での検討】
○ 学校教育課、県立高校再編整備推進室、教育政策課の各担当が委員となり、卒業生の進路状況等の現状を分析し、専門学科に係る課題及び期待される役割等、生徒減少期に対応した今後の方向性についての検討を行った。
【プロジェクト会議での検討】
○ 専門高校の学科のあり方検討ワーキンググループにおける検討を踏まえ、生徒減少期に対応した全県的な学科の配置に関して、各学科の中心的な役割を担う高校や、専攻科などのより高度な職業教育の展開など専門高校の学科のあり方に係る検討結果をまとめた。
(3) 併設型中高一貫教育の検証について
【作業部会「中高一貫教育検証・改善部会」での検討】
○ 県立中高一貫教育校4校の教職員が委員となり、各学校の課題について情報交換を行うとともに、高校教育改革プロジェクト会議における検証の過程で明らかになった課題の改善策について協議・検討を行った。
【プロジェクト会議での検討】
○ 中高一貫教育検証・改善部会での検討結果の報告を受け意見交換を行った。
○ これまでの検討を踏まえ「中高一貫教育の導入時のねらいに基づく検証」、「中高一貫教育校における卒業生の進路状況の検証」、「中高一貫教育校における入学者募集や受検動向の検証」を検証の視点として、本県における中高一貫教育の成果と課題について、検証結果を取りまとめた。
(4) 少人数学級編制(県立高等学校)の実践研究について
○ 平成23年度から平成25年度の3年間行ってきた県立高校における少人数学級編制(実践研究)の検証結果を取りまとめた。
○ 6月定例教育委員会に検証結果の報告を行った。
(5) 国際化教育に関する検討について
【作業部会「国際化教育検討部会」での検討】
○ 国際化教育のあり方について調査・検討を行った。
【プロジェクト会議での検討】
○ 国際化教育検討部会での検討結果の報告を受け意見交換を行った。